ブランディングの手順はまず環境分析から【起業ブランド戦略の教科書】


世界観プロモーション®飯沼暢子です。

ブランディング実施の手順は、
1)市場において、その商品・サービスの「戦う場所」をどこに設定するかということからはじまります。

ブランディングは競合他社の商品とくらべたとき市場で勝ち抜いて行く方法なので、場所の設定は、ブランドが勝てる場所を設定すること。

2)場所を設定したら、お客様にそのブランドが何を約束するブランドなのかを宣言するブランド・アイデンティティを設定します。

ブランド・アイデンティティは、環境分析から導き出された目指すべき地点に向かって設定することが肝心です。

3)ブランド・アイデンティティを設定したら、コード・スタイル化を図ります。コード・スタイルとはコピーやデザインなどのことを言います。

4)コード・スタイル化のあとは、メディアの選定です。

 

まずはブランドが戦う相手と戦う場所を知ることから

ブランディング実施の手順は、まずあなたの商品・サービスがおかれている環境を知ることからはじまります。

マーケティング用語的に言えば環境分析と呼ばれるもので、3C分析、SWOT分析、PEST分析などのフレームワークと呼ばれる型があります。

それぞれのフレームに沿って

・自社や競合の強み
・おかれている環境
・競合との差異
・消費者のニーズ明文化
・何の商品・サービスの市場に参入するのか
・どんなターゲットユーザーが想定されるか
・競合との差別化ポイント

などの要素を設定し、あなたの商品・サービスが「戦う場所」を決めて行きます。

 

ブランディングは生き残りをかけた戦い

ブランディングは競合他社の商品・サービスと争い、市場で勝ち抜いていく活動です。
それはまさに市場での生き残りをかけた戦いと呼べます。

だからこそ、まずは戦う目的と戦う相手をきちんと知り、分析することが必要なのです。

そのためにも、環境分析で自社の持てる力や競合環境をきちんと理解した上で、あなたのブランドや商品・サービスが競合他社に対して負けずに独自の市場を築き、差別化をはかりながらお客様に選んでいただくための戦略を周到に練ることが必要なのです。

 

あなたの事業の強みと弱みを明確にする

具体的には、自己分析、自社分析であなたの経営戦略や商品・サービスがもつ特性、人的資源や資金力を分析。

あなたの事業の強みと弱みを明確にします。

その上で、市場やお客様のニーズや競合他社の動きをみながら、成功できるポイントを見いだします。

さらに市場や顧客のニーズの変化を知る市場・顧客分析、競合他社が市場や顧客のニーズの変化にどう対応しているかの競合分析をかけあわせながら、あなたのブランドが勝てる場所を設定します。

 

ブランドがどんなコンセプトを打ち出したいのかを明確に表現

環境分析によって戦う場所を選定したら、ブランドをつくる上で最も大切な「ブランド・アイデンティティ」を設定します。

あなたのブランドがどんなコンセプトを打ち出していくのか、それを明確に表現したもので、そのブランドに象徴させたいもののことを呼びます。

ブランド・アイデンティティを確立するためには、先述した環境分析をしっかりと行い、消費者にどのような商品や価値を提供し、どのようなことを約束するブランドなのかを決めていくことが最も重要です。

 

「意味消費」のウェイトが高い時代です

あらゆるサービスや商品があふれかえっている現代においては、ブランドイメージやステータスなどを楽しむ「意味消費」のウェイトが高くなってきています。

そんな中でブランド・アイデンティティが曖昧なままでは、そのブランドはお客様に選ばれず、結果、市場で勝ち残ってはいけません。まさにブランド・アイデンティティは、個人起業家や企業がこれからを生き残って行く上で大切な戦略なのです。

 

普遍的な価値をイメージするアイデンティティを

ブランド・アイデンティティを決めるためには、環境分析から導きだされた目指すべき地点を熟慮して、そのアイデンティティが時代や状況を超えた普遍的な価値をイメージするものでなければなりません。

例えば、高級志向で行くブランドなのか、安くて身近なものを提供するブランドなのかというように、普遍的なブランド価値であり、何年経ってもそのアイデンティティを世の中に対して掲げられるような内容が必要です。

つまりブランド・アイデンティティとは、ターゲットユーザーがブランドに対してどんなイメージを持ってほしいか明確に規定することです。

 

ブランド・アイデンティティをコード・スタイル化する

ブランディングを実践していく前に、まずはブランドがもつ構成要素にはどんなものがあるのかを知ることから始めましょう。
ブランドの構成要素には、あなたのブランドのコンセプトを打ち出すブランド・アイデンティティという大きな傘のもと、言葉・デザインなどの抽象的ブランドメディアがあり、さらにこれを支えるテレビCM・雑誌・オウンドメディアなどの可視的ブランドメディアがあります。

マーケティング専門用語では、コピーやスローガンなどブランド・アイデンティティを言葉で表したものを「コード」と呼びます。また製品デザインのコンセプトなど目に見える形でブランド・アイデンティティを表したものを「スタイル」と呼びます。

 

メディアに落とし込む

ブランド・アイデンティティを作成したら、抽象的なブランドメディアから可視的なブランドメディアへとコンセプトを落とし込んでいきます。

まず、コピーやデザインなど可視的メディアの元となるコードやスタイルを決めていきます。

 

メディアの選定

コードとスタイルを作成した上で、TVCMなどの動画メディアや雑誌のような紙媒体、WEBなど、発信するメディアを選んでいきます。

個人起業家の場合は、WEBメディアなら、Facebook、アメブロ、WORDPRESS、LINE@、紙メディアなら、チラシ、名刺が有効です。

メディアの選定は、あなたのブランドがターゲットとして想定するユーザーに効果的にアプローチできる媒体であるかどうかを基準に選ぶことが大切です。

以上のような手順を踏んで、世の中にあるさまざまな商品やサービスのブランドは形づくられていくのです。

 

◆世界観プロモーション®個人起業家様、法人様向け単発コンサルテーション
http://torching.jp/experiential-workshop/personalsession 

◆世界観プロモーション®個人起業家様、法人様 ブランディング事例とお客様の声
http://torching.jp/customers-voice/customersvoicelist