カバー写真(インプレッションフォト)撮影秘話ーコンセプトづくり編ー


世界観プロモーション飯沼暢子です。未来の顧客との出会いの瞬間を鮮やかに演出するのが、「カバー写真」。みなさんはFacebookやブログ、ホームページのカバー写真こだわっていますか?

 

わたしのカバー写真のBefore→After

Before

before 

After

after-cover

「わ、素敵ですね!」と、わたしのカバー写真に関心を示してくれる方は、きっと一瞬で潜在意識レベルの価値観に共鳴してくださる方。カバー写真は理想のお客様をはじめにおもてなしする場所でもあり、相性診断の試金石にもなっていると実感しています。

起業から半年後にチャレンジした、カバー写真の撮影。今思うとこのときに初めて「専門家としての自分らしさを表現するブランディング」にとことん向き合ったように思います。

今朝、フォトグラファーRyuさんがわたしのカバー写真を紹介してくれてとてもうれしかったので、

このカバー写真のアイディアをどう決めて行ったか?をこの機会にみなさんに公開したいと思います!

カバー写真を撮影したい

「自然派本物志向起業家のための(当時)、起業コンサルタントであること、コーチング+たいまつの造語であるトーチングのコンセプトを伝えること」

これが叶う自分らしい印象が一瞬で届くような写真を撮りたい。
起業コンサルとして起業した半年後、そんな気持ちでRyuさんとの初回の打ち合わせに臨んだことを覚えています。

Ryu Kodamaさんとともに創り出す唯一無二の写真の世界観。

インターネットの世界だからこそ成り立つちょっとファンタジックなポスターのような、
インプレッションフォト 』としてのカバー写真のアイディアはどう決まっていくのでしょうか。わたしの場合を公開しますね。

 

Ryuさんにカバー写真撮影をお願いした理由

わたしの場合、仕事の場面を写そうと普通に考えると、セミナールームで講義をしている場面かカフェでコンサルしている場面になると思います。

だけど、わたしは「みんなと一緒」は何より嫌い。だから、唯一無二の世界を撮るRyuさんに撮影を依頼しました。

そしてわたしは、双子座だからか、「感性」と「理論」両方をミックスした創造物が好きなのです。
ハリウッドで仕事をしたこともあるRyuさんの写真は、どこかアーティスティックで物語が隠れていて、でもプロモーションという理論の部分も抑えている、まさに「感性」と「理論」が混在していました。

そして、初回のRyuさんとの打ち合わせでバルサミコ酢をかけたバニラアイスを幸せそうに食べる様子になんだかほのぼのしたので撮影をお願いしました^^こういう相性って大事じゃないですか?

ちなみに、他との違いで人を動かす「ポジショニング」に対して、自分らしさで人を動かすのが「ブランディング」。
このカバー写真の撮影準備は、まさにわたしにとって、ブランディングの作業でした。

 

ブランドはロジックとマジックでできている

当時のわたしは、どうやってこのインプレッションフォトを自分たちが創り上げていったのか、感覚でやっていてやや無自覚だったので、後付けですが、ブランディングのためのいいカバー写真とは、インパクト→腹落ちの連鎖が自然に起こるもの。腹落ちに向かいたくなるきっかけとして出会いのインパクトを強めること。そこを目指していたのだと思います。

カバー画像は顧客との出会いの瞬間にあるもの。響きを与え、「あの写真を見たときからなんだか気になるな…」という長期記憶に残せばいい。最後まで説明しきって購買などの行動を促すことは目指しません。「なんかオモシロそう、なんか好き」ぐらいの感じを目指しました。

 

ビジュアルから最終形を発想して共有する

わたしは、まずビジュアル(画像)を直感で思い浮かべて、その後ロジックを組み立てる順番でものづくりをしたいタイプなので、何はともあれ「どんな写真にしたいのか?」を思い浮かべました。

自分のカバー写真でイメージしたのは、海外のエディターやスタイリストです。

元々会社員の頃からWeb編集者やビジネスプロデューサーという、
「後方から戦略で攻める」立場が好きなので、モデルやタレントのように自分が中心でキラキラするのは何より苦手で、抵抗がありました。

だから、わたしの場合は自分の美貌を伝えるようなカバー写真ではなくて、自分がクライアントと仕事をしている場面を撮りたいと考えました。

オフィス自体がとてもおしゃれで自由で、自分の感性そのものが現れている。

アンティークの机の上には花が置かれ、パソコンや資料も置かれているけれど、
ラフに机の上に腰掛けて、目線の先にはクライアント。「仕事」をしているわたし。

ちょうど『VOGUE JAPAN』にそんな写真が載っていました。

その写真をRyuさんにも見せて…
わたしのポジションは、「オリジナルビジネスを創る編集長だね」となりました。

こういう軸が決まると、ディスカッションは進みやすい!

 

そして、ロジックで写真に落とし込む

2回目の打ち合わせでは、写真での表現に落とし込んでいく作業。
実際に背景や小物を準備して、撮影できる状態にしなければ、写真にはならないので
ばくぜんとふんわりしていたコンセプトを、現実的に準備できるものに変換していきます。

もちろん、CGを使えたら楽だと思いますが、わたしたち個人は大企業に比べて低予算なので、アイディアで乗り切る。
(この作業がけっこうたいへんで、2回目の打ち合わせは4時間から5時間に及んだと思います)

ロジックの部分。
カンタンにいうと、ブランディング写真において決めなくてはいけないのは、3つ。
(1)お客様に与える価値は何なのか?
・ビジネスコンセプト→心に火を灯す。個々の知識や才能をオリジナルビジネスとして花開かせる。

(2)理想の顧客はだれなのか?ブランド(私)との関係は?
・理想の顧客→自然派本物志向の起業家。

・お客様とわたしの関係性→お客様が主役。わたしは後方から戦略で攻める。

(3)ブランド(わたし)の個性は何なのか?
・わたしの個性→知性と優しさと静かな情熱。リアルとファンタジーの同居。

うん、だいぶ、整理されてきました。いちばん大変なのは、これを現実の人と物に落とし込むこと。

 

カオスのアイディアブレストからきらりと光るアイディアが生まれる

「生徒さんが主役で、飯沼さんが編集長で、生徒さんは自然派の個人起業家だから…3人くらい生徒さん代表を撮影しますか?」

「…(気がのらない)」この案はロジック重視しすぎでオモシロさが広がらないのでNG。

「生徒さん一人一人の世界観を飯沼さんが眺めている感じですよね」
「そうですね、スノーボールを見ている感じかな」
「じゃ、スノーボールみたいにしますか」
「…(スノーボールを再現できる気がしないし言いたいことが伝わる気がしない)」この案はファンタジックすぎてNG。

 

そんな感じです。

こうして、「ああでもない、こうでもない」とこうしてディスカッションする中で「Yes(やりたいこと)」と、「No(やりたくないこと)」が見えてきて、自分の中でどろどろの泥のようにカオスだったアイディアが、ろ過されて、きらりと光る砂金だけが残ったような瞬間が訪れるのが、創造の不思議ですね。

そしてこの作業は価値観を同じくする、自分にはない部分をもつ専門家といっしょだと加速します。

 

そして、もう何杯もカフェラテを飲み、日も暮れたころ…
「あ!こうしよう!」「それいいね!」というアイディアが生まれたのでした。

 

 

撮影バックステージ写真。
(左)ヘアメイクのHitomiさん
(中央)わたし
(右)Ryu Kodamaさん

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