私の起業ストーリーvol.10 私、余計なお世話でした

余計なお世話IMG_2257

あなたの世界観から
オリジナルビジネスを創る
世界観プロモーション
飯沼暢子です。

いちど目の起業の仕切り直しで入った会社が合わず、
「わたしもう辞めます」
と上司に言うと、

「感情で言ってるのか?」と聞かれ、
「いえ、もう次の会社も決めました」と答えると、

5分間上司は目を閉じて無言。。

 

この頃には本当に険悪な関係で、
プロジェクトでは
協力体制でいちばんコミュニケーション
取らなければならない立場同士にも関わらず
ほぼ話をしない状況だった上司です。

そして、5分経った頃、
「わかりました。新しい体制を考えます」
と、ポツリポツリと話をしだし、

わかったのは、
彼は彼なりに、まったく畑ちがいの仕事で
いきなり責任者にされ、
超個性派ぞろいのメンバーと、超トップダウンの経営陣との
板挟みで
追い詰められて、
精一杯やっているということでした。
なんとかこのメンバーでやっていこうという
体制の中に、わたしも入っているので
抜けられるのはきついけど仕方ないということ。

わたしには
早くやめて欲しいとだけ思っていると思っていたので、
意外でした。

わたしから見れば
この職場はブラックで、魔物がすむ魔界のようだったけど

きっと元々いた人から見れば、
わたしの方が魔物でこわかったのだと
思います。

わたしは自分のこれまでの自分の価値観で、
「自主的に成長の機会を生み出しながら、
チームワークで質の高い仕事をしよう!」なんて思って、
私の価値観を勝手にかかげ、押し付けて塗り替えようとしていたけど、

すでにいた人たちからすれば、
「これまで自分たちの積み重ねてきたものがあって、
自分たちが心地いいペースがあるのに、突然何なんだろう」
って思っていたのだと思います。

そしてこの上司からすれば、
「とにかく圧倒的な行動量をもってのみ事業は成長する」
みたいに、営業時代の観念が正しいと思い、それを私含むメンバーに期待していた。

価値観がばらばらで、お互いに分かり合えず、
それを才能として統合する経営の力を誰ももっていなかった。

その後はプロジェクトから外してもらい、
淡々と運営の仕事をやり、健康を回復しながら
次の職場に行く準備を進めた私。

最終出社日の私の退職挨拶のセレモニーには
この上司は営業のアポを入れて参加しませんでした。(笑)
まあ迷惑かけたので当たり前かもしれないですね。

この経験から学んだことは、
どんな人にも大切にしている価値観があり、
観る立場によって、何が正しいかは変わるということ。

変わることを望んでいない人を
変えようとするのは、余計なお世話でしかないということ。

正論をふりかざして自分のエゴのために、
周りの人を巻き添えにしてはいけないということ。

自分の価値観を曲げられないなら、
価値観が同じ環境を自分のために選ぶこと。

たくさんの人たちにご迷惑をおかけした
本当に恥ずかしい経験でした。

そしてこのように
人間関係でひずみが出るのは、
今、自分が本当に向かうべき課題から逃避しているために、
「こっちの道ではない」と強いお知らせが来るのだということを
身を以てわかりました。

忙し過ぎて、起業の仕切りなおしのための活動なんて
ほぼできませんでしたし。

神様、まだまだ私には修行が必要なんでしょうか?
と思ったできごと。
エゴの浄化ですね。

道は険しい…

つづく

 

 

私の起業ストーリーバックナンバー
vol.1 実は起業にいちど失敗しています
http://torching.jp/kigyostory/kigyoustory

vol.2 私の起業ストーリー世の中のムードが追い風だったのに
http://torching.jp/kigyostory/kigyoustory-2

vol.3 楽しさの裏でとても苦しかった
http://torching.jp/kigyostory/kigyoustory-3

vol.4 セミナーに間に合わないかも
http://torching.jp/kigyostory/kigyoustory-4

vol.5 もうやめよう。と思いました
http://torching.jp/kigyostory/kigyoustory-5

vol.6 そもそも根っこがまちがっていた
http://torching.jp/kigyostory/kigyoustory-6

vol.7 いちど会社員にもどりました
http://torching.jp/kigyostory/kigyoustory-7

vol.8 就職活動だってきびしい
http://torching.jp/kigyostory/kigyoustory-8

vol.9 周りが見えなくなったときの救世主
http://torching.jp/kigyostory/kigyoustory-9