【君の名は。を観て】いちばんの味方を見つけるということ


やっと観ました『君の名は。』(フィーバーが収まった頃に観たいタイプ)
この映画が今日本でヒットするってすごいことだなあと思います。
宮崎作品が哲学であれば、この新海誠作品は芸術である、と評されているようですね。
芸術のように、自然界の景色が移ろうのを見るように、ただ眺める。
それは、全ての人の目の前に映し出される現実の人生を観客全員で眺めているかのようでした。
きっと観ている人の数だけ分、それぞれの物語になっていたと思う。

さて、と、いうことでこの作品を芸術だと捉えると、
解説や評価などは置いておいて、「わたしが何を感じたか」を共有したいと思います。

わたしの思ったこと。

それはですね、シンプルに、誰もが片割れの魂を探しているということ。
何のために?というと、この世界で成すべき創造をするため、そして、幸せを感じるために。

よく、スピリットソウルとか、ソウルメイトと言いますが、

映画の中の彗星が二つに割れ、周りにたくさんの流星があったように、
ソウルメイトは一人ではなく、例えば仕事仲間やお客様や、家族など、
たくさんの人を自分は探していて、それぞれの出会いに意味がある。

だけれど、自分の中に既に半分いる片割れが、もっとも探している人。
そしてその人(であり探していた半分の自分)に出会ったとき、
心からほっとして自分がこの世で成したかった創造が始まるのだと思います。

なんとなく昔から、生きていても、無限のループの中にいるような、
間違った場所にいるような違和感を感じている人はいませんか?

この世界はきっと、一つではなくて、パラレル。
自分の観方、世界観が変わっただけの数世界があるのだと私は思っています。

だから、自分の「観方」が変わると、過去や未来が変わり、
いろいろな経験を経て、流転、ループを繰り返しながら、
魂が求めていた居場所、世界にたどり着く。

だけど、あまりにも同じパターンを繰り返しながら孤独でいると、
もしかすると、その無限ループは一生つづくのではないかと
絶望的な気持ちになったり。

そんな無限ループから抜け出して、叶えたかった未来を思い出し、
自分の探していた世界を生きるための秘密が、この映画にはたくさん
描かれていたように思います。

どうやって、その無限ループから抜け出すのか?
それは、『味方=ソウルメイト』に見つけてもらうこと。

・自分のルーツや使命を知り、その象徴を常に表現する(三葉の組紐のように)
→見つかりやすくするように

・自分の名前を大切にする
→名前は記憶を呼び覚ます呪文

・手を伸ばしておく
→あなたの手に簡単に届くように

・すれちがったら目を合わせて象徴を渡す
→目を合わせて何かを渡さないと気付かない

他にも神様ごとを大切にするとか、ソウルフードである米、酒をいただくとか、
舞などで祈りを捧げるとか、願うだけでなく行動するとか、

自分で親と向き合うとか、高校生のように純粋な気持ちでいることとか、
いろいろなヒントがあったと思います。

こういったことをちょっとずつ試していくと、
全部自分独りでがんばっていれば世界が変わるのではなく、

手を伸ばしてみたら、その手をつかんで、生きたかった世界に
引っ張りだしてくれる人が現れるものなんだなということに
気づくと思います。

そしてそれは逆に相手を相手の行きたかった世界に
引っ張り出すことでもあるのです。

あなたの手をとりたい人、あなたに思い出してもらいたい人、
きっと、いると思いますよ。

それは必ずしも恋人ではなく、恋人の元に導いてくれる立場の人だったり、
親友だったり、師匠だったり、仕事のパートナーだったり。

今、不可能だと思っていること。「それは本当に不可能なの?」「他の未来はぜったいにないの?」

今、孤独で自分には味方がいないと思っていること。「本当にあなたに思い出してもらいたい人はいないの?」

「観方を変えて、味方を見つけること」
これは、人生にも、仕事にも、恋愛にも応用できることだと思います。

そんなことを思いました!

 

『君の名は。』の考察と解説はこの人の記事がおすすめ。(ネタばれあり)
http://ch.nicovideo.jp/ponapona1044/blomaga/ar1094917

瀧の声優神木 隆之介は、神秘的かつイノセントな役をやらせたらピカイチだと思う。
自分の特殊さによって世界に違和感を感じている人は、
ぜひ『SPEC』もドラマから映画の『結』まで観てください。
https://ja.wikipedia.org/wiki/SPEC%E3%80%9C%E8%AD%A6%E8%A6%96%E5%BA%81%E5%85%AC%E5%AE%89%E9%83%A8%E5%85%AC%E5%AE%89%E7%AC%AC%E4%BA%94%E8%AA%B2_%E6%9C%AA%E8%A9%B3%E4%BA%8B%E4%BB%B6%E7%89%B9%E5%88%A5%E5%AF%BE%E7%AD%96%E4%BF%82%E4%BA%8B%E4%BB%B6%E7%B0%BF%E3%80%9C